【PS4】デス・ストランディングのエンディングまで到達!

ようやく小島秀夫監督の最新作ゲームであるデス・ストランディングのエンディングまで到達しました。アメリカ東海岸から数々のドラマを得て西海岸まで踏破。基本のゲームシステムは配達ゲームながら、挟まれる映画のようなムービーに釘付けとなっていき、最後は本当に感動の嵐で終える事のできる作品。

ここでは終盤にどのような事が巻き起こっていったのかネタバレを含みつつ、感想を綴っていくのでまだエンディングまで到達していない人は注意をしてください。

黒幕は絶滅体の彼女だった…!?

まずこのゲームの黒幕というのは序盤から登場していたサムの育ての親とも言うべき人物。ブリジットです。同時に彼女は魂と肉体が分離して地球の絶滅を観測する人柱だったのです。サムを西海岸まで誘導していたアメリ。

彼女の正体はビーチに魂だけが残ったブリジット本人です。

ブリジット=アメリであり、シュタインズゲートで言う所のアメリは鳳凰院凶真。観測者です。

第6デス・ストランディングは起こるべくして起こる事象。しかし、数千年先か…数万年先か…不明な第6のデス・ストランディング。アメリにとっては途方もない月日を孤独に過ごすことは耐えられなかったのです。

そこでアメリはどうせ地球が消滅するのであれば、それを早めてしまおう…。ある意味、自身のエゴによってサム達が必死で阻止しようとしていたデス・ストランディングを人為的に早めようとしていたのです。

ブリジット=アメリがこのゲーム最大の黒幕であり、第6のデス・ストランディングを引き起こそうとした張本人。

サムとクリフの密接な関係

このゲームでは度々登場してくるクリフォード・アンガー。通称クリフ。彼はBBを取り返す為に幾度となくサムの前に立ちはだかっていきます。本当に終盤まで謎の存在なのですが、ラストが差し迫るにつれて彼の正体が明らかとなっていきます。

彼が必死で守り抜こうとしていたBB。
その正体はゲームの主人公でもあるサムでした。つまりサムはクリフの息子。

そしてサムの過去が明らかになっていきます。ブリジットの策略によって追い込まれていくクリフ。最終的に彼と赤ちゃんのサムはブリジットの放つ銃弾によって最後を向かえていきます。

しかし、ビーチにてサムを発見するアメリ。
罪なき子を殺害してしまった枷があるのでしょうか…。当時ビーチにいたアメリはサムを帰還者にして現実世界へと蘇らせていきます。帰還者として現実世界に戻ってきたサム。ブリッジベイビーとしての能力はなくなっていたので本来であれば処分されるはずでしたが、ブリジットが育てていく事になっていきます。

サムが抱えているBBは誰の子供なのか?

プレイヤーの多くはサムが抱えているBBはクリフの記憶があった為、クリフの子供ではないかと難なく想像の範疇にあると思います。しかし、クリフのBB=サムの為、サムが抱えているBBはクリフの子供ではありません。

そしてエンディングに到達してサムが抱えているBBの出生は明らかになる事はありません。

しかし、あくまで憶測ですが、ゲーム中にデッドマンが語るようにサムのBB=サムの息子ではないかと考えています。さらに憶測ですが、もしデスストに次回作があるのならばサムのBBことルーが次回作の主人公になるのではないかと推測しています。

ちなみにサムが抱えているBBですが、最後にサムがポッドから出して親になる事を決意していきます。70%の確率でポッドから出したBBは活動不能になるのですが、ルーは生き永らえる30%の方に当てはまります。

今後、続々とエンディングまで到達する考察隊がさらに深読みやアーカイブから公になっていないデスストの謎などを解明していくと思うので、私も考察隊の推測を楽しみにしています。

小島監督最新作『デス・ストランディング』がガチで面白い!

メタルギア作品を生み出したゲームクリエイターである小島秀夫監督の最新作が『デス・ストランディング』といったゲームです。地球規模の爆発が起こってアメリカは分断。そこを繋ぎ直して国を再建しようといった物語。

主人公となるのは接触恐怖症のサム。なんとウォーキングデッドのダリル役であるノーマンリーダスが務めます。3DCGで再現されたノーマンはお見事。映像自体も綺麗なのでムービーシーンなどはまるで映画を見ているような感覚に陥っていきます。

プレイヤーはサムを操作してアメリカ再建に必要な物資を東から西へと運び、サムの姉であるアメリを救い出していく事が目的。ネットでは賛否両論なゲームですが、刺さる人には本当に刺さるゲーム。刺されてしまった私はハマっている真っ最中でもあります。

デス・ストランディングのゲーム性

どんなゲームなのか…。
簡単に説明すると荷物を指定地点まで運搬するゲームになります。広いオープンワールドを歩いて荷物を運ぶ事が主軸となるゲーム性。

侮るなかれ、これが非常に面白い。
ゲームでの配達依存症を生み出すほどハマる人は本当にハマるんです。

そして荷物を運ぶ際の歩くといった動作に今までのゲームにない重心バランスが加えられています。これがまたリアルです。過度な重量になってくるとスタミナの減りが早くなったり、重心が崩れて転びそうになったり…。

歩いているだけなのに手元の操作が忙しくてまったく飽きないんですよね。オープンワールドゲーで移動がつまらないと感じる事は多々ありましたが、デス・ストランディングでは移動が楽しくて仕方ないといったゲーム性になっているのは、これまでの常識を覆す素晴らしい体験ではないでしょうか。

先の知りたくなるストーリーも秀逸

アメリカを再建する背景には何やら陰謀が隠されていたり、敵対する組織も現れたり。複雑な人間模様も描かれたりと映画さながら体験ができるのもデス・ストランディングの大きな魅力。

私もまだクリアしていないのですが、味方のアイツが中盤以降から怪しく感じてきたり…。サムの姉であるアメリには何か大きな秘密が隠されている事も示唆されており、早くエンディングまで到達したいけど、配達が楽しくてストーリーが進まないといった嬉しい悲鳴をあげています(笑)

序盤のうちはゲーム内の専門用語も飛び出してきてストーリーの置いてけぼりを食らうケースもありますが、少しずつ…少しずつ謎が解明されていきます。私もまだクリアしてないんですがね…(笑)

デス・ストランディングは映画さながらの濃いストーリーを楽しめながらゲームでの興奮も味わえる唯一無二の作品。2019年のGOTYも狙える勢いがあるのではないかと睨んでいます。

PS4を持っており、興味が出てきた人はプレイしてみて欲しい作品です。久しぶりにゲームに熱中しています!